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製造方法

製造法によるカーボンブラックの分類

カーボンブラックは、油や天然ガスなどの炭化水素を原料として、熱分解法や不完全燃焼させることで製造されております。
カーボンブラックは製造法によって、その特徴が大きく異なるため、しばしば製造法で分類されます。そのため、たとえば現在主流のファーネス法で製造されたカーボンブラックは「ファーネスブラック」と呼ばれ、他の製法で作られたカーボンブラックと区別されます。
三菱ケミカルはファーネス法を採用しております。

ファーネスブラック−ファーネス法

高温ガス中に原料として石油系や石炭系の油を吹き込み、不完全燃焼させてカーボンブラックを得る方法です。収率が高く大量生産に向き、粒子径やストラクチャーなど広範にコントロールすることが可能です。ゴム補強用から着色用に至るまで、様々な用途に向けたカーボンブラックの生産に、現在最もよく用いられている方法です。

チャンネルブラック−チャンネル法

主に天然ガスを原料として、不完全燃焼する炎とチャンネル鋼(H型の鋼)を接触させてカーボンブラックを析出させ、これを掻きとって集める方法です。
収率や環境の面で問題があることから、大量生産プロセスとしてはファーネス法に主役の座を譲りましたが、表面官能基の多いカーボンブラックが得られることから、塗料向けとして一部使用されております。

アセチレンブラック−アセチレン法

アセチレンガスの熱分解によってカーボンブラックを得る方法です。
ストラクチャーが高く、結晶性が高いカーボンブラックが得られ、主に導電性付与剤として使用されております。

油煙ブラック(ランプブラック)・松煙ブラック−油煙法(ランプ法)・松煙法

油や松を焚いた際に発生する煙から、すすとしてカーボンブラックを回収する方法です。
紀元前の時代から続く方法であり、大量生産には向きませんが、独特の色調を持つカーボンブラックが得られることから固形墨の原料などに使用されております。

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