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カーボンブラックとは

カーボンブラックとは


カーボンブラック

カーボンブラックとは、炭素主体の微粒子です。
油やガスを不完全燃焼することで、様々な特性をコントロールして製造されております。
新聞インキの黒色顔料から、ハイテク素材の導電性付与剤まで、様々な用途に使用されています。

カーボンブラックの歴史

カーボンブラックに近いものは”すす”として古くはエジプトのパピルスや中国の竹簡に文字を書くために使用されていました。
2世紀に紙の製造方法確立に前後してランプ法で家内工業的に作られるようになり、1892年にチャンネル法、1947年にオイルファーネス法で作られるようになって、工業用として広く使われるようになりました。

カーボンブラックの用途

カーボンブラックはすぐれたゴム補強剤として、主にタイヤ用として大量に使用されております。また黒色顔料として非常に高い着色力を示すため、印刷インキ・樹脂着色・塗料・トナーなどの分野で広く使用されております。
さらに導電性付与剤として帯電防止フィルム、繊維、フロッピーディスクなどに使用されるなどきわめて多様な用途で利用されております。

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